4月27日、残念ながら閉店いたしました。
お客さんにもスタッフにも恵まれて最高のお店ができました。
でも、まだ全く実感が湧きません。
明日、仕入れに行ってしまいそうです。
今日、母親とスーパーと野菜直売所に行きましたが、目が「仕入れの目」になっていて「何か美味しい物ないかな」とか「変わった物ないかな」とか探してる自分に気づいて、アレ?こういうのもうやらないんだ。。と思うと変な感じ。
自分のお店で16年。板前はじめて30年。もうクセと言うか習性と言うか。頭か理解するまで時間がかかりそう。
これからどんな生活になるのか予想がつかずなんだか不安です。
閉店すると言ってからの最後の2ヶ月はたくさんのお客さんに来ていただきました。早い時期に満席になってしまい予約取れない事態に。最後にしてつくし始まって以来の忙しさ(笑)たくさんお問い合わせいただいたのに、たくさんお断りしてしまいました。申し訳ありません。
こんなに気にしてくれてるお客さんがたくさんいてくれたんだ。。。と改めて思い知りました。
お客さんもお店にたくさん思い出があるようで、「今は結婚してますが、はじめてのデートがこのお店で思い出のお店です」とか「仕事で疲れた時、美味しい物を食べていつも元気をもらいました」とか、こっちが思ってるよりもっと深いところでお店を思って来てくださってる事を知りました。
そんなお店を閉店してしまうのは何だか申し訳ない気持ちです。自分のお店じゃなく、お客さん、スタッフ、みんなのものだったと思いました。
建物が古く取り壊しになってしまうのは仕方ないですが、お客さんやスタッフと会えなくなると思うと本当にさみしい思いです。
今までつくしのことを大切に思ってくれてたお客さん、スタッフ、友達、業者さん、その他たくさんの方々に支えられ、助けられて16年間やってこられました。感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさん、本当に本当にありがとうございました。
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